分けた大きさのあらわし方をしらべましょう。
二人で半分にするってこと?
3人や4人で分けることもあるよね。
分けるということはわり算なのかな?
折り紙を使って分けてみよう。
2つに分けるにはどうすればいいのかな?
二つに分ける方法はいろいろあるね。
形はちがうけど、同じ大きさなんだね。
4つに分ける方法にもいろいろあるのかな?
4つに分ける方法もたくさんあるよ。
同じ大きさでも、いろいろな形があるということだね。
同じ大きさに等しく分けることを「等分(とうぶん)する」といいます。
あるものを2つや4つに等分することを「2等分する」「4等分する」といいます。
また、2等分した1つ分の大きさを「2分の1(にぶんのいち)」、4等分した1つ分の大きさを「4分の1(よんぶんのいち)」といいます。
2分の1、4分の1は、
と書きます。
このような数を「分数(ぶんすう)」といいます。
問題00298
次の赤色の部分の大きさを分数で表しましょう。
①
②
4つに分けた1つ分じゃなくて、2つ分とか、3つ分のときはどうするんだろう?
4分の2とか、4分の3とかいうのかも!
4等分した2つ分、3つ分、4つ分の大きさを、4分の2、4分の3、4分の4といい、
と書きます。
分数の下の部分(4の部分)を分母(ぶんぼ)といいます。
分数の上の部分(3の部分)を分子(ぶんし)といいます。
分母と分子が同じとき(4分の4など)は、等分する前のもとの大きさと同じになります。
問題00299
次の赤色の部分の大きさを分数で表しましょう。
①
②
どんなものでも分数で表すことができるのかな?
水の量とか長さとか、重さも分数で表せるといいね。
1Lを3等分した1つ分の大きさを「3分の1リットル」といいます。
分母と分子が同じとき、その大きさは1と同じになります。
L(リットル)だけでなく、m(メートル)やg(グラム)なども分数で表すことができます。
分母と分子が同じときは1になるんだね。
分数を整数にできるなんてびっくり!
1Lより大きいときは分数が使えないのかな?
1Lよりも大きい時でも分数で表せるといいね。
1Lより大きいときも分数で表すことができます。
1Lより大きいときの分数の表し方には、帯分数と仮分数の2通りがあります。
帯分数を仮分数に直すこと、仮分数を帯分数に直すことができます。
問題00300
帯分数は仮分数に、仮分数は帯分数か整数に直しましょう。