小数のかけ算の計算のしかたを考えましょう。
次の2つのパターンに分けて考えていきましょう。
① 0.3×6のように、かけられる数が小数の場合
② 60×2.3のようにかける数が小数の場合
今回は②のパターンを学習していきます。
1mあたり60円のリボンを2.3m買いたいんだよね。
2mでは短いし、3mでは長すぎる・・・
60×2.3の計算をすれば、2.3m分の代金をもとめられるね。
問題00284
1mあたり60円のリボンを2.3m買います。
代金はいくらですか。
式は60×2.3になるね。
どうやって計算する?
2.3mは0.1mの23こ分。
1mが60円だから、10でわった0.1m分のねだんは6円。
6×23=138
というように考えたよ。
リボンの長さが10倍になるとねだんも10倍になるよね。
23mのリボンのねだんは
60×23=1380
10でわると2.3mのねだんがわかるよ。
1380÷10=138
どちらも整数になおして考えれば、かけ算の計算ができるということだね。
小数をかける計算は、整数の計算でできるように考えると、答えを求めることができます。
かけられる数もかける数も小数の場合はどうすればいいのかな?
かけられる数もかける数も10倍とか100倍にして、整数にすればいいんじゃないかな。
かけた分だけあとでわれば答えがわかるね!!
問題00285
1mの重さが3.14kgのパイプがあります。
このパイプ2.4mの重さは何kgですか。
3.14を100倍して314にします。
2.4を10倍にして24にします。
314×24=7536になります。
100倍と10倍したから、100と10でわろう。
7536÷100÷10=7.536になるよ。
小数をかける筆算のしかた
1mのねだんが60円のリボンを0.6m買うときはいくらになるのかな。
1m買わないわけだから、60円よりは安くなるのかな。
1より小さい数をかけると、積はかけられる数より小さくなります。
60×0.6=36