角柱や円柱の特ちょうを知り、体積を求められるようになりましょう。
角柱や円柱は柱みたいな形ということだね。
赤い色の部分が、下から上までずっと同じ形になっているね。
横に倒しても三角柱や円柱というんだね。
図の赤い部分が積み重なってできた図形を角柱や円柱といいます。
色のついた部分を底面といいます。
底面の形が三角形なら三角柱、四角形なら四角柱、八角形なら八角柱、円なら円柱といいます。
横に倒していても、同じ形が積み重なる部分を底面といいます。
上から見るといろいろな形だけど、真横から見ると全部長方形に見えるよ!
角柱や円柱は真横(正面)から見ると、長方形に見えます。
四角柱は直方体と同じ形をしているね。
底面が長方形じゃなくて、台形になるときもあるよね。
どうやって体積を求めればいいのかな。
直方体の体積を求める公式は
【直方体の体積】=たて×横×高さ
だけど・・・
底面にある1㎤の立方体の数は【たて×横】で求められるね。
それを高さの分積み上げていくから
【立方体の体積=底面の立方体の数×高さ】
で求めることができるね。
底面の立方体の数を求める式は【たて×横】だから、
底面の面積を求める公式と同じだね。
角柱や円柱の底面の面積を底面積といいます。
角柱や円柱の体積を求めるとき、底面積がわかれば、高さ1cmのときに必要な1㎤のブロックの数がわかります。
そのため、底面積に高さをかけることで、角柱や円柱の高さを求めることができます。
角柱や円柱の体積を求める公式
【角柱や円柱の体積=底面積×高さ】
問題00316
次の円柱の体積を求めましょう。円周率は3.14とします。
底面積と高さがわかれば、角柱や円柱の体積を求めることができるんだね。
底面の形が平行四辺形や台形などのいろいろな形でも体積を求めることができるんだね。
こういう形でも、赤い部分を底面として考えれば、【底面積×高さ】で体積を求めることができるね。
問題00317
赤い部分を底面として体積を求めましょう。
底面積×高さで考えると、計算がかんたんになるね。
角柱や円柱の体積を求められるようになったね。