小数のしくみについて知り、これまでに学習した単位を変換しましょう。
1Lより少ない水のかさは、どうやってあらわせばいいのかな?
1Lを10こにわけた水のかさが1dLだから、3dLだよね。
そうか!
でも、Lのままあらわす方法はないのかな。
1Lを10等分した1こ分のかさを0.1L(れい点1リットル)と書きます。
なるほど。ということは
0.1Lが3こ分だから・・・
0.3Lといえばいいんだね。
じゃあこれは?
1Lと0.3Lだから・・・
1Lと0.3Lを合わせたかさを1.3L(1点3リットル)と書きます。
小数を使うと、1より小さい大きさをわかりやすくあらわすことができるね。
問題00260
次の水のかさは何Lですか。また、0.1Lの何こ分ですか。
①
②
1.3や0.3のような数を小数(しょうすう)といいます。
「.」を小数点(しょうすうてん)といいます。
0、1、2、3、4などのような数を整数(せいすう)といいます。
1Lを10こに分けた1つ分は0.1Lだし、
1Lを10こに分けた1つ分は1dLだから、
0.1Lと1dLは同じなんだね。
水のかさの他にも小数であらわせる単位はあるのかな。
1cmを10こに分けた1つ分の長さを1mmといいます。
1mmは0.1cmと同じ長さです。
いろいろな単位でも小数を使うことができるんだね。
問題00261
次のア、イ、ウ、エ、オの長さはは何cmですか。また、何mmですか。
1mを100こに分けた1こ分が1cmだったよね。
1cmをmであらわすにはどうすればいいのかな。
小数にも、整数と同じように位があります。
小数点のすぐ右の位を小数第一位(しょうすうだいいちい)といいます。
0.1を10こに分けた大きさを0.01といい、小数第二位(しょうすうだいにい)に書きます。
0.01を10こに分けた大きさを0.001といい、小数第三位(しょうすうだいさんい)に書きます。
小数の位は、10こに分けるごとに右につづいていきます。
0.1が何こ分、0.01が何こ分というように、考えればいいんだね。
1mを100に分けた1こ分だから、
1cmは0.01mになるんだね。
0.1mは10cmだね。
小数でも、整数と同じように数直線にあらわしたり、大きさをくらべたりすることができます。
大きさをくらべるときは、整数と同じように大きいくらいからじゅんにくらべていきます。
問題00262
どちらが大きいですか。
① 2.3と2.5
② 2.9と3
③ 0と0.1