2けたでわるわり算の計算ができるようになりましょう。
わり算はかけ算のはんたいっていう考え方は使えるかな。
かけ算の計算ができないと、わり算はむずかしいね。
20÷20はいくつですか。
20このものを20人に分けると考えると・・・
問題00056
20÷20はいくつですか。
2けたでもわり算ができたね。
60÷20はいくつですか。
60このものを20人に分けると考えると・・・
20×□=60になる答えをさがせばいいんじゃないかな。
問題00057
60÷20はいくつですか。
そうか、ちょっとたいへんだけど、かけ算で答えをさがせばいいんだね。
わる数が2けたでも、かけ算を使って答えを見つけます。
60÷12はいくつですか。
12×□=60になる答えをさがせばいいんだね。
問題00058
60÷12はいくつですか。
一の位が0じゃないときでも計算できるね。
68÷17はいくつですか。
17×□=68になる答えをさがせばいいんだね。
問題00059
68÷17はいくつですか。
毎回×1から計算していくのはたいへんだな。
だいたいどのくらいをかければいいか考えて、そこから始めてみたらどうかな。
いいアイデアだね。でも、だいたいってどうやって決めればいいのかな。
17のかけ算だとむずかしいので、17をだいたい20と考えてみます。
すると、20×3=60で68より小さく、20×4=80で68より大きくなります。
そこで、17×3や17×4あたりが答えになるのではないかと考えます。
これを答えの見当(けんとう)をつけるといいます。
見当をつけて計算すれば、計算がはやくなるね。
見当をつけた答えが大きすぎたら小さくすればいいし、小さすぎれば大きくすればいいね。
96÷16はいくつですか。
16をだいたい20とするか、だいたい10とするか、どうしよう。
16は10よりも20の方が近いと思うよ。でも、外れたとしても×1から計算するよりはやいかなって思ってやれば、どちらでもいいんじゃないかな。
問題00060
96÷16はいくつですか。
3けた÷2けたでも同じように計算できるかな。
256÷32はいくつですか。
32を30として見当をつけてみよう。
問題00061
256÷32はいくつですか。
2けたでわるわり算の計算の仕方がわかったよ。
でも、わられる数がもっと大きくなったら計算がもっとたいへんになるね。
筆算を使うこともできるといいよね。
2けたのわり算の筆算は次のように書きます。
例:2921÷23
筆算の仕方は分かったけど、これは何度も練習しないといけないね。
たてる→かける→ひく→おろす
をくりかえすのはこれまでのわり算の筆算と同じだよ。